本望ボクシングジム -平原昊選手プロデビュー戦-

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2023年 3月16日（木）、後楽園ホールで平原昊選手のプロデビュー戦がおこなわれました。
（DANGAN主催興行『DANGAN ALL4回戦 2023 Vol.3』の第11試合）

▲平原昊（本望ジム） 【判定 0-1】 ▲玉井遼太（輪島功一スポーツジム）

0-1の判定で勝利規定には一歩届かず、惜しくも引き分けとなりました。
試合の様子をハイライト写真で紹介させていただきます。


入場し、マウスピースを装着するコウ。	試合直前、対戦相手の玉井遼太選手とリング中央で。


第1ラウンド。　序盤の動きが硬かったところを狙われ、　いきなりクリーンヒットを許してしまう。	このままペースを奪われぬよう、必死でコウも手を返すが…。


玉井選手に思い切り良くパンチを振られ、被弾が続く。　第1Rは劣勢の時間が長くなってしまった。	第1インターバル。　被弾のダメージを確認する本望会長と　セコンドの内田トレーナー、坪根スタッフ。


第2R。高くなっていたパンチの軌道を修正し、　落ち着いて相手をよく見る。	硬かった動きがほぐれ始め、　カウンターのタイミングが合うようになってきた。


しかし依然として被弾を許す場面もあり、　完全に主導権を握っているとは言い難い展開が続く。	玉井選手のパンチは迷いが無く、思い切り左を振って来る。　クリーンヒットは免れても、思わずヒヤリとさせられた。


打たれても手数や動きでは負けたくない。　劣勢になる場面もあったが、気持ちは決して引いていなかった。	第3ラウンド。　両者リング中央で足を止め、激しい打ち合いになる。


最終インターバル。　鼻の止血をしながら最後の指示を与える本望会長。	第4R。　相手の入り際にカウンターを合わせ、有効打を奪う。　このままペースを奪いたいところだったが…。


やはり手を返され、混戦の展開が続く。　終盤には再びクリーンヒットを許してしまい、　最後まで苦しい戦いになった。	試合終了のゴングと共に抱き合う両雄。　共にデビュー戦同士、互いの健闘を称え合った。　全4ラウンドを闘い抜き、結果は判定へ。


1人目のジャッジは39対37で玉井選手を支持、　残る2人のジャッジは共に38対38のドロー採点。　0-1判定で勝利規定には届かず、試合は引き分けになった。	リング中央で両者共に手を掲げられる。　ディフェンスに課題を残す試合だったが、強い気持ちで　最後まで諦めない戦いを見せてくれたコウ。　この経験を次戦に活かしたい。