本望ボクシングジム -倉持廉汰選手プロデビュー戦-

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2022年 3月 5日（土）、後楽園ホールで倉持廉汰選手のプロデビュー戦がおこなわれました。
（CS放送日テレジータス『DYNAMIC GLOVE 610』の第1試合）

〇倉持廉汰（本望ジム） 【判定 3-0】 ×中村嵩史（ミナノジム）

判定（3-0）で見事勝利した試合の様子をハイライト写真で紹介させていただきます。


リングインし、贈られたレギュレーションを受け取るレンタ。	試合開始直前、対戦相手の中村嵩史選手とリング中央で。


第1R、デビュー戦ながら落ち着いた立ち上がりを見せる。　足もよく動き、自分の距離でチャンスを狙った。	この日最後までよく機能したジャブを上手く繰り出し、　序盤から試合のペースを握ることに成功する。


得意の右をタイミングよく放ち、カウンターを合わせる。　距離を詰めようとする中村選手を退け、1Rは終了した。	第2R。 1Rに続き、右のカウンターで有効打を重ねるレンタ。　左フックの合わせも決まり、完全にペースを掌握する。


被弾を続け、鼻から出血する中村選手。　レンタもリードしていたが、このラウンドから鼻血が出始めた。	第2インターバル。　時間ギリギリまで鼻血を止めようと試みる本望会長。


第3ラウンド。前2Rまでの遅れを取り戻すべく、　ゴング直後から中村選手が果敢に攻め出て来る。	距離を取って戦いたいレンタはジャブを出して応戦する。　圧を受けてロープを背負わぬよう、自分の距離を保ちたい。


3R中盤、距離を詰められて打ち合いになる場面も。　ハートの強い中村選手に負けず、レンタも手を出し続けた。	インターバルで止まった鼻血が再びレンタの顔を赤く染める。　苦しい展開になりながらも、相手のパンチはよく見れていた。


最終インターバル。　再度鼻の止血をする本望会長と　セコンドの内田トレーナー、藤本トレーナー。	最終4R。　前Rに続きプレッシャーを受ける場面もあったが、　的確なジャブとコンビネーションを出して応戦するレンタ。


ガッツ溢れる強敵に怯まず、最後までジャブを出し続ける。　今まで気持ちで負けてしまいがちだったレンタが、　素晴らしい成長を見せてくれた。	試合終了のゴングと共に、笑みを浮かべ抱き合う両雄。　同じデビュー戦同士、互いの健闘を称え合った。　全4Rを戦い抜き、結果は判定へ。


2人のジャッジが40点を記録し、3-0で判定勝ちが決まる。　勝ち名乗りを聞いた瞬間、満面の笑みで拳を高く掲げるレンタ。	判定後、リング上でプレスの勝利者撮影に臨む。　今大会は日テレジータスさんのカメラも入っており、　嬉しいプロでの初勝利を報じていただけた。