本望ボクシングジム -大塚悠雅選手プロ2戦目-

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2022年 4月12日（火）、後楽園ホールで大塚悠雅選手のプロ2戦目となる試合がおこなわれました。
（FUJI BOXING『DIAMOND GLOVE -ダイヤモンドグローブ-』の第1試合）

▲大塚悠雅（本望ジム） 【判定 1-0】 ▲佐藤拓夢（調布三迫ジム）

1-0の判定で勝利規定には一歩届かず、惜しくも引き分けとなりました。
試合の様子をハイライト写真で紹介させていただきます。


入場後、リングインしてボディチェックを受ける悠雅。	試合開始直前、対戦相手の佐藤拓夢選手とリング中央で。


第1R、開始直後から変則的に入って来る佐藤選手に対し、　距離を上手く図れず苦戦を強いられてしまう。	出鼻を挫かれ、細かいパンチを複数浴びてしまった。


1R後半からはジャブと右ストレートを軸に悠雅も打ち返し、　徐々にペースを立て直し始める。	第2R、ゴング直後から打っては打たれる混戦の展開が続いた。


佐藤選手の入り際にパンチを合わせ、手は出せていたが　1R同様被弾してしまう場面も度々あり…。	このラウンドから悠雅は鼻血が出始めてしまった。


第2インターバル。　鼻の止血をおこなう本望会長と　セコンドの藤本トレーナー、内田トレーナー。	第3R、ガードを上げる佐藤選手にボディを浴びせる悠雅。


出されたジャブに右のクロスを合わせる。　ジャブ、右ストレート以外のパンチも当たり出し、　良い流れが掴め始めてきた。	しかし佐藤選手の勢いも止まってはくれない。　手を出しては出され返される展開が続く。


最終第4ラウンド。互いに打ち合う混戦は最後まで続いた。　両者共に最後まで果敢に手を出して意地を見せる。	悠雅は右ストレート、ワンツー、左ボディ、　佐藤選手は細かいコンビネーションが際どく交錯した。


4R終盤、右を合わせてこの日最後の有効打を奪う悠雅。　ディフェンスに課題を残したが、自分の得意パターンも　見えてきた一戦だった。	試合終了のゴングと同時に笑顔を見せて抱き合う両雄。　互いの健闘を称え合った。　全4ラウンドを終え、結果は判定へ。


1人目のジャッジが39対37で悠雅に入るが、　残りの2人の採点はドロー。勝利規定には一歩届かず、　結果は引き分けとなった。	ドロー判定が告げられ、両者共に手を掲げられる。　初回は劣勢で始まった苦しい試合だったが、意地の挽回を　見せてくれた悠雅。　この経験を次戦に活かしたい。